キッチンの換気扇が古くなって、
故障したり、
汚れが取れなくなったり、
もうやだ、交換したい!そんな時
ネットで検索すると
派手な広告が一杯出てきます。
そこでヒットするのは
大体工事費セットのもの。
自分で交換できれば、
工賃を浮かすことができますよ!
それにはちょっとしたコツと注意点があります。
【準備~発注】
・換気扇の大きさと形式
既存のレンジフードを大きさと
ファンの形式を調べます。
レンジフードにはシロッコファンと
プロペラファンのものがありますが、
現在の主流はシロッコファンです。
見た目がすっきりとして、
お掃除もしやすい。
プロペラファンをシロッコファンに変える場合は
アタッチメント部材が必要になります。
・既存排気口の高さ
または上方に余裕があれば特に問題ありませんが、
フード本体にすぐ上に出ている場合は排気方向を変える
L型の部材が必要になります。
・必要な幕板の枚数と高さ
レンジフード本体の上部や側面は同色のパネルでふさぎます。
前面に加え、側面も必要でしょうか?
また、天井までの高さにあったものを選びます。
パネルはスライド式の高さ調整型のものもあります。
・発注
器具の大きさや必要な部材をチェックしたら、
発注です。
ダクトやテープの用意もしましょう。
器具はネットの専門店を探しましょう。
もちろんアマゾンや楽天でも購入できます。
部材はモノタロウなどで注文できます。
※くれぐれも間違えないように!
【施工~取り付け】
・安全な足場の確保
高い位置での取り外し・取り付けになりますので、
脚立が必要になります。
1.2m~1.5m程度が使いやすいです。
・コンロの養生
養生というのは周りを汚したり傷つけたりしないために、
事前にシートを敷いたりクッション材で保護したりすることです。
取替えの際に、コンロの上に部材を落としてしまい、
余計な出費になってしまっては、
がっかりDIYになってしまいます。
全面合板を敷く位のしっかりした養生が良いです。
・本体取り外しと取り付けの際の重量
これが一番の難点かもしれません。
本体は15キロとか20キロあります。
大きさもそこそこあるので、抱き抱えて持ち上げるような格好になります。
正直、結構きついです!
取り外しと取り付けの時だけでも、
支えてくれる手伝いがいると難易度がぐっとさがります。
ぜひ、手伝いを頼んでください。
【施工後~あと片付け】
・取り外したフードの処分
粗大ごみや処分施設への持込など、
住んでいる場所で可能な処分方法を事前に調べておきましょう。
【取替え時の写真】
年季の入ったレンジフード。
プロペラファンも昔は主流でした。
はずすとこんな感じです。
電源はこんな風にコンセントで抜き差しできる場合が多いです。
プロペラファン ⇒ シロッコファン に交換するアダプターです。
このように基本的にはまず背面のビスに引っ掛けて仮設置して、
その後、幕板を設置して
しっかり固定するパターンが多いと思います。
ダクトをつないで、アルミテープで固定します。
場合によって、既存との取り合い部分に細工が必要になります。
すっきりと掃除しやすい形になりました。
ちなみにこちらの本体前面・側面の幕板は
既存の換気扇穴や天井部分の処理のため、
大きく手前にずらしたイレギュラーな設置です。
よし自分でやってみよう!
でも、少し不安 という方はこちらまでご相談ください!