絶対に失敗しない!タオル掛けの取り付け方

家の壁にタオル掛けを

取り付けたい場合、

どうすれば良いか?

やったことがないのでわからない!

新しい家に無駄な傷をつけたくない!

そんなあなたにわかりやすく

お教えいたします。

これを知っていれば、

絵の額やコート掛けやなどにも

応用できますよ!

では、はじめましょう。

まず、取り付けようとしている

壁の素材は何でしょうか?

表面の素材は壁紙や塗装、

珪藻土などがありますが、

この場合はその下地となる

壁材のことをさします。

画鋲やネジをさしてみて

先に白い粉がついているであれば、

石膏ボードです。

それ自体に直接ネジは

しっかりと固定されません。

上手に取り付けられたように思っても

簡単に空回りして抜けてしまいます。

ちなみに壁に使う石膏ボードの厚みは

1.25cmと1.5cmのものがあります。

(まれに2重に張ってあることあり)

 

下地探しの道具があったら
使ってみましょう!

⇒記事中ほどに下地さがし道具の紹介あり

 

さて、ない場合は、

ボードより長いネジでをまわしてみて

途中からまわすのがきつくなってきたら

そこには木材などの下地があるので

長いネジを使えば固定できます。

 

ネジをさしてみても粉はつかない、

まわすのがはじめからきつい。

そんな時は下地が合板です。

この場合も特に問題なく固定できます。

 

ボードの厚み程度、1.5センチ程度まわすと

それ以上1ミリも入らない、

そんな時は下地が
軽天(軽量鉄骨)です。

ネジを固定することができますが、

ネジの種類を変えるか、

先に穴を開ける必要があります。

 

ネジを回していると途中でスコっと

空回りしてしまった時

ボードの裏側が空洞の状態です。

 

でも、大丈夫ですよ

 

石膏ボード用のアンカーと呼ばれる部材を

先に取り付けることで、

ネジで固定することが可能になります。

 

石膏ボード用アンカーの種類

石膏ボード用のアンカーには

いくつか種類がありますので

ご紹介します。

 

・ドリル型

山の粗い大きなネジを打ち込む形です。

ドライバーを差し込んで
穴を大きくしてから、

ねじ込んでいきます。

特徴:

まず失敗しない。簡単。

下地のあるところには入らない。

穴が大きくなる

・トグラー・ボードアンカー型

ドリルなどで下穴を開けて、

差し込み、ピンで押し込んで取り付けます。

特徴:

ボードの裏側に障害物があると

失敗することがある。

慣れが必要。

下地のあるところには入らない。

・液体型

ネジ穴に直接液体を注入して固めるものや

スポンジを丸めて差込んで、

そこに液体を注入してネジ打ち可能な

下地にしてしまう方法などがあります。

特徴:

かなり難しい。

失敗する。

うまくいったと思っても

あとでごそっと取れてしまったりします。

失敗した人には分かるトラウマレベル。

取り付けに当たって

タオル掛けの場合は、

直接ネジで取り付けるか、

または、ベースとなる金物を取付けて

そこにブラケットとバーを取り付ける

という形が多いと思います。

いずれの場合も一箇所に

何本かのネジを打ちます。

ネジとネジの間隔が近すぎて、

アンカー同士がぶつかって

しまうこともあります。

そんな場合、例えば

2本の内1本はアンカーを使わずに

空回りしない程度で締め付ける

というのも、ひとつの方法だと思います。

 

あと、もうひとつ。

取り付ける位置や高さは大丈夫ですか。

洗面なら、顔や手を洗って

レバーで水を止めて、

タオルで手を拭く、

その動作の流れが自然に

出来る位置でしょうか。

 

また、バーにタオルを掛けても

下に当たらない高さですか。

 

一般的なタオルの寸法は

 

フェイスタオル:

33x75cm~40x80cm

バスタオル:

60x120cm~70x140cm

程度です。

(内野株式会社『タオルの知識 サイズと形状』)

 

 

少し余裕を見て、

フェイスタオルなら45cm以上、

バスタオルなら80cm以上、

の寸法は確保したいところです。

 

ネジを打つ高さとバーの高さを

混同しないように注意してくださいね。

 

 

いかがでしたでしょうか。

あなたのお役に立てましたら幸いです。

それでは、また。

 

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